最悪なアメリカGP

 

 今日の深夜にかけて放映されたアメリカGP
は最悪な結果だった。

 多くの落胆を隠しきれない結果となった。

 フェラーリーとジョーダンとミナルディの6台だけの出走。

 茶番でしかないこのレースの最大の被害者は
インディアナポリスに見に来ていた人々と
視聴者たちだと思う。

 また出走していなかったチームやミシュランという
タイヤメーカーのタイヤをチョイスしていた
チームたちも被害者であると思う。

 スポンサーやエンジンメーカならばそのエンドユーザー
に対してこれほどの悪い印象をあたえてしまったのかを
考えるとどれほどの損害なのだろうか。
 アメリカGP 北米の市場を見据えていたエンジンメーカー
にはまったくのとばっちりとマイナス印象となったのであろう。

 アメリカGPの主催IMS(インディ・モーター・スピードウェイ)
のインデアナルポリスではもう
あのダイナミックなオーバテークが見れるコースで
F1は、見ることが出来ないかもしれない。



 どれだけのことが今日起こったのか FIA は
解っているのだろうか。


 レギュレーションが正しいとかどうかということを
理解した上での3チーム以外のチームたちが起こした
ボイコットした事実ということを・・・・

 FIAは自分たちが裸の王様であることに気がつくべきだ。
あまりにも滑稽すぎる。

 フェラーリが走っていればいいのかね。
自分は赤いクルマのファンですが何もライバルのない
クルマに魅力は感じない。(今回ブリジストンユーザーの
出走したチームは何も悪くはないと思える)
むしろF1をこれから走り付けるのであれば
ミシュランユーザーと同じでボイコットして欲しかった。

 ミシュランにも問題があるだろう。ミシュランタイヤを
チョイスしたチームに対して何らかの賠償等を起こさせられても
仕方ないよね。10週も保たないタイヤを持ってきて
危ないから走るのやめなというんだから。。。

 そりゃチーム側は壊れると解っているタイヤを使って
走ろうとはおもわなかった。あたりまえだろう。
 ボイコットしてどれだけイメージダウンと損害を被っても
すでに公に解っている欠陥の不備があるにのレースをして
事故が起こってからでは遅すぎるからだ。

ここがFIAとは違う。

FIAはつい最近全世界の人に向かってにアンケートをとったけれど
(選択肢のアンケート てめえの都合の良い選択肢しかなかった)
一体、何を学んだんだろうか。
視聴者やF1を支持する人にとの考えを聞きたかったのではないのだろうか。

 ミシュランの対応策も疑問に思うことも多々あるが
レギュレーションの範囲でないとけっ飛ばしたFIA

 正しいか正しくないかでなくレースとして
どういうかたちであっても走れるような環境を作るのが
FIAの役割であると考える。
それを怠ったFIAという団体は怠慢、いや最悪だろう。
 それじゃぁ独り占めなお金稼ぎも出来ないですよ。
バーニーさんとモズレーさんよ。
第一F1に関わるスポンサーや視聴者観客をあまりにも
馬鹿にしている。

F1は失墜したといってもいいだろう。

 フォーミラーワンというレース最大のカテゴリーーを統括する立場
FIAはもうすでにおしまいのような気がした。そんなレースだった。

ミシュランが悪いとかいうモノの多々あるようだが
そんなの当たり前で 
もっと根の深くにある FIA という団体に
諸悪の巣があるように思えた。
主催団体なんだから。いつもはペナルティをかける
FIAにも多大な損害賠償を受けなければお客は納得しないと思う。
罰する側にも責任があった今回の騒動だからだ。

けんさわさんのサーキット便り2005のUSグランプリ決勝?
でも語られているがなにか視聴者、観客に対して
?と思うよ FIA ミシュラン